クレオパトラも愛した世界最古のワイン『ジョージアワイン』の特徴
突然ですが、あなたは『ワイン発祥の地』をご存知でしょうか?
ワインといえば、フランスやイタリア、スペインなどをイメージされるのではないでしょうか。
とくにフランスは「シャンパーニュ(シャンパン)」という、特別なワインが有名ですよね。
ところが、正解は『ジョージア(グルジア)』です。
ジョージアと聞いてもピンとくる方は少ないでしょう。むしろ「どこにある国だろ?」と思うかもしれません。
しかし『ワイン発祥の地』であるジョージアワインの歴史は大変古く、8,000年前から醸造されているといわれています。
昔の偉人である「クレオパトラ」も、ジョージアワインのあまりの美味しさに涙したそうで、別名「クレオパトラの涙」とも呼ばれています。
それもそのはず、世界3,000種類のブドウのうち、なんと525種類がジョージアの固有種。
ジョージアの気候と土地は、ブドウとワインを造るために最高の環境が揃っているといっても過言ではありません。
まさにジョージアワインは知る人ぞ知る、歴史ある世界最古のワインなのです。
クレオパトラも愛したジョージア(グルジア)ワインの魅力
クレオパトラも愛したジョージアワインの魅力は一体何でしょうか? 秘密を紐解いていきます。
世界固有種の6分の1を占めるワイン栽培に最適な自然環境
世界には、3000種類のブドウがあるといわれています。そのうち、ジョージアの固有種はなんと525種類。
全体の6分の1以上もジョージアが占めている事実は、ジョージアの気候がブドウ栽培に最適な自然環境ということを表しています。
コーカサス山脈の南に位置するジョージアは、その気候のよさからブドウやワインだけでなく、リンゴなども原産地といわれ、豊かな自然から取れる農作物はまさに最上級の味わいです。
通常は、複数のブドウ品種をブレンドしてワインを造る国が多いですが、ジョージアのワインの特徴はブドウ単一品種で造る醸造家が多いこと。
なぜならブドウの品質に絶対の自信を持っているからこそ、ブレンドする必要がなく、単一品種で勝負しているのです。
今なお続く8,000年の歴史あるワインの伝統製法『クヴェヴリ』
ジョージアワインの最大の特徴は、ワインの製造方法『クヴェヴリ』にあるといっても過言ではありません。
クヴェヴリとは、ワイン発酵したり貯蔵したり熟成させるときに使われる、ジョージアの伝統的な土器のこと。
大きなクヴェヴリを地下に埋めて醸造するワインは、完全な温度管理をしながら大変な時間と人の手間をかけ、ゆっくりゆっくり素材の味を引き出し熟成させていきます。
非常に手間のかかる手法ですが、時間をかけて発酵を促すことで雑味のないクリアで澄んだワインができあがるのです。
完全な温度管理をしながら醸造するワインは、まさに絶品。すべてを手作業でおこなう伝統製法は2013年には、ユネスコの「無形文化遺産」に登録されるほど。
ワインを深く愛する方ほど、ジョージアワインを求めるのは当然の結果といえるでしょう。
しかもAmberstyleで扱うジョージアワインは、クヴェヴリの中でも一番味わいが濃縮された上澄みだけを使った贅沢な一品です。
一つのクヴェヴリから一番美味しい部分だけを抽出した、最上級のワインなのです。
クヴェヴリから造られるられるアンバーワイン(オレンジワイン)
ジョージアの伝統製法クヴェヴリは、白ワイン、赤ワインともに造られます。
その中でもジョージアの特徴の一つが白ブドウを使った「オレンジワイン」です。
オレンジワインとは、赤ワインの醸造方法と同じように、白ブドウの皮や種も一緒に醸造する手法のこと。
ジョージアで造られるオレンジワインは、クヴェヴリで長い間熟成させることで、美しい琥珀色になります。
ですからジョージア産の場合、「オレンジワイン」ではなく、特別に「アンバーワイン」と呼ばれているのです。
私ども、Amberstyleの名前の由来でもあるアンバーワインは、すべて手作業の本当のナチュラルワイン。
独自の醸造技術と豊かな自然のめぐみを抽出したアンバーワインは、白ブドウの本当の風味を感じることができるといえるでしょう。
本物のジョージアワインを体験してほしい
知る人ぞ知るジョージアワイン。Amberstyleでは、こだわり抜いたジョージアワインをセレクトし入荷しています。
工場での大量生産ではなく、醸造家の方がすべての工程を手作業でするため、どうしても数量限定になります。
ですから、常に安定してワインを取り添えているわけではありません。
すぐに売り切れになってしまうこともあるでしょう。
それでも「本物の味を味わってほしい」という想いからAmberstyleはジョージアワイン専門店としてスタートしました。
直接ジョージアの醸造家と知り合っているからこそ、他の輸入業者にはけして出回ることがない、本物の味。
中間業者をはさまずに、直接醸造家とやり取りをするからこそできる価格。
ワインの最新情報は、SNSでお知らせしています。
ぜひ、希少で本物のジョージアワインを味わってみてください。